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​複雑な国際情勢をコンパクトにまとめることが出来ないか考えて、私はこのブログを書き始めました。今、世界で何が起きているか、一早く読者の皆さんと情報をシェアしていきたい。その思いから、記事を書くことにしたのです。

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執筆者の写真Masaki Ogawa

迫る朝鮮半島危機|南北融和の破綻と文外交の失策


MSNニュースによると、現在、南北関係(朝鮮半島)が危機に瀕しているとの指摘がなされています。北朝鮮は韓国との対話のチャネルを全て破壊し、極めて強行な姿勢を示している。南北対話の象徴だった南北共同連絡事務所(北朝鮮の開城にある)を北は爆破し、首脳間を繋ぐホットラインを遮断、事実上、文在寅の対北外交は、完全に崩壊しました。北朝鮮の朝鮮人民軍総参謀部は16日、非武装地帯に再び軍を集結させて、非武装地帯(DMZ)の監視所撤去も視野に入れた、危険な行動の構えを見せています。元はと言えば、韓国側の北朝鮮へのビラ(金正恩を非難する)散布が、一連の事態の引鉄でしたが、韓国と境界を接する開城や金剛山(クムガンサン)地域への部隊駐屯も検討しており、嘗てない程の、軍事的な圧力を北は高めている。南北融和に向けた、文在寅の外交的な成果を白紙に戻すに留まらず、米国寄りの外交路線を完全に放棄しない限り、対話の可能性を認めないと北朝鮮は主張しています。最早、ここに至っては、「南北対話」の可能性は事実上破綻しており、「開戦前夜」の兆しが仄見えてくる。米朝の「平和的な仲介者」の役割を演じて来た文在寅は。外交的な敗北を喫したのです。

北朝鮮に秋波を送り続けた文在演ですが、金正恩は文を全く相手にしていませんでした。北にとって、対話の相手は米国であり、核問題も、韓国に配備された核の撤去を前提として話が進んでいたからです。1950年、朝鮮戦争が勃発していますが、北朝鮮と人民解放軍は南進し、韓国は半島の南端に臨時政府を建てて滅亡の憂き目に遭っています。米国を始めとする連合軍が、命の代償を払って38度線に押し返しましたが、かかる歴史的事実の重みを、文在演は全く理解していない。駐留米軍が何のために存在しているのか、文在演には理解が出来ていません。アメリカは辛抱強く韓国を説得して来ましたが、「赤化」へと向かう文政権を既に見放しています。アメリカは、もう、韓国への救国の意思は放棄している筈です。38度線を超えた北朝鮮軍に対し、文在演は、自国の「武装解除」を命じるのではないでしょうか。遂に、懸念される事態が勃発しようとしています。

自称「外交の天才」が犯した失策

対日強硬派の文在寅の失策は、以下のように要約することが出来る。つまり、半島の安全保障を巡る国際的協調を破壊した点に、文の重大な失策が隠れている。先ず、自由と民主をセントラルドグマとする日米と対立し、日米韓の枠組みを破壊して、従北によって極東の安全保障のスキームを破壊する。その為に、先ずは日韓関係を破局させて、事ある毎に日本と対立関係を増幅させる。慰安婦・徴用工・レーダー照射・GSOMIA破棄・日章旗の掲揚拒否など、あたかも「敵性国家」の如く振る舞い、文政権は日本を攻撃する。更には、苛立つ米国を刺激し続け、最終的には米韓同盟すらも弱体化させる。事実、これが文在演の目論見なら、「朝鮮民族主義」とも呼ぶべき、壮大な妄想に近いと言わざるを得ません。センシティブな方法で「朝鮮民族」を鼓吹し、その為にこそ、反日を有効な政治的な手段として使っている。文在演の主張する 「積弊清算」 とは、歴代政権の弊害を破壊すると同時に、対日政策での歴史的な成果そのものを、引っくり返す行為ではないでしょうか。文在演は、歴史問題を含め、かつての歴代政権と日本が交わした国際的な約束を白紙に戻し、積弊清算の名の下に、日韓に於ける全ての外交的な成果を、破壊する積りなのです。これは直ちに、南北問題へとフィードバックする。自国を北の弾圧国家の蹂躙の危険に遭わせ、国際秩序を乱し、条約を反故にして、挑発的な態度で他国を蔑ろにする。福沢諭吉は書いています。「悪政の余弊が民心の解体をもたらしたもので、是非もなき事なり」 と。つまり、同じ轍を踏むのが韓国の歴史と言って良い。勿論、日本には、韓国を助ける大義は既に無い。


昨今の文在演の外交を眺めていると、韓国国民に対しての、違背とも取れる行動が目立っています。北朝鮮との連邦制を企図する文在演は、日韓関係を破壊し、自国に駐留する米軍を半島から追い出したがっています。国内では反共派に親日分子のレッテルを貼り、情報機関を縮小して対北警戒を徐々に緩め、大韓民国を無防備な状況へと追いやる文在演の意図するものは明白です。結論から言えば、韓国の亡国を企図し、北主導による「統一国家」の目論見ではないでしょうか。そのためには、民意を煽り、反日へと向かわせて世論を操作し、日韓関係を破壊して、金正恩を首魁とする統一国家の建設にあるのでしょう。これを文在演の妄想や錯誤として一蹴することも可能ですが、当の文在演は本気のようです。そうでなければ、文の滅茶苦茶な外交政策を説明することは不可能だからです。

歴史を歪曲し続ける文在寅

1919派と呼ばれる文在演は、韓国の建国が1919年だと主張し、不可解な歴史的見識を持って、自国生誕100周年を祝っています。「大韓民国」の成立は1948年ですから、文在演の主張は間違っています。然しながら当時「朝鮮の臨時政府」なるものが存在していたと文在演は主張していて、1948派の保守層と決定的に対立しています。1948年以来の日韓に於ける歴代政権の外交的成果を、ちゃぶ台返しのように破壊して、1965年の日韓条約を不当視する。これは最早、「外交」と呼べるものではなく、歴史の歪曲・捏造、乃至は文在演の妄想と判断しても良い。ここに至って、私は、文在演が異常な人格の持ち主だと理解しています。これでは条約も外交も効力を成さない。日米政府が、更に言えば北朝鮮ですら、文在演を相手にしない理由が腑に落ちるのです。

先ず書いておきたいことは、歴史を歪曲する国家は必ず滅亡するという点です。人は過去に学ばない限り、進歩が無いからです。安倍首相が、韓国に「未来志向」を促したのも、決して誤りではありません。現在の韓国が、国際的に孤立している原因の大半は、文在演政権の滅茶苦茶な外交に責任があります。私は、もはや日本にとって韓国は、対話の必要な相手ではなく、「敵性国家」だと映っています。日本が韓国に対する輸出管理規制を強めたのも、元はと言えば韓国がイランにフッ化水素などの戦略物資を密輸し、北朝鮮から石炭などを買っていたのが原因です。特に、イランへの密輸は、日本のみならず、米国やイスラエルが激怒しています。国際的なルールを遵守出来ない文政権には、既に断末魔の兆候が兆しています。次節では、米韓同盟の亀裂がもたらす結果と、レームダック化した文政権の末路について、詳述します。

国際的な規範に従わない文在寅

現在の文政権は、在韓米軍の駐留費を巡って米国と交渉中ですが、恐らく費用の全額負担には応じない筈です。トランプ大統領は、いずれ、韓国に駐留する米軍を撤収、乃至は縮小させると思われますが、驚くべきことに、韓国の世論を初めとして、青瓦台ですら、韓国が単独で北朝鮮に対抗出来ると信じている点です。韓国メディアの此の種の報道に、私は耳を疑ったほどですが、日本へのGSOMIA破棄の一方的な通告が意味するものは、朝鮮半島の安全保障の枠組みを、根底から毀損する行為だと、文政権が全く認識していないことを意味します。日本が韓国をホワイト国から除外するのは、全く正しい。核開発に関わるイランや北朝鮮と裏取引を繰り返す韓国に対して、「国際的な規範」に則って行動しろと、日本は主張しているからです。韓国の、いびつな歴史認識だけを、日本は問題視しているのではありません。ここに来てまで、何故、文政権は「外交的敗北」を認めないのか。北への傾斜と日本への敵意を剥き出す、韓国の小児的なメンタリティは何処から湧いて来るのか。経済を中国に依存し、軍事的には米国に頼る韓国は、米中経済戦争の中で股裂きに遭って、親中も親米も不可能になっている。米朝への「仲介者」を自認してきた文政権の外交政策は、既に破綻しています。

北朝鮮が「南進」した過去を忘れてしまったかの様に、青瓦台は自画自賛を繰り返していますが、米韓同盟を破棄することが亡国に繋がる点に、文政権は無頓着且つ鈍感です。話を米韓同盟に戻しますが、北朝鮮に核開発の野望を捨てさせ、半島の非核化に欠かせないのが、韓国に配備された米国の核の撤去が先決だと、私も考えています。然しながら、文政権が、このまま外交的な失策を繰り返せば、業を煮やした米国が、韓国に対して、どんな手段を講ずるかは定かでありません。米国がセカンダリーボイコットを発動して、韓国のドル取引を禁じ、韓国経済を壊滅させることすら有り得ます国際的なスキームに従わない韓国には、日本も米国も容赦はしない筈です。中央日報によれば、セカンダリーボイコットの意味するところは、 北朝鮮と金融取引をする第3国のいかなる金融機関も米国金融網への接近が遮断される可能性がある、と定義されています。この種の制裁が韓国に発動されたら、韓国は確実に滅亡します。

国際的な対話のイニシアチブは、今では完全に米朝にシフトしています。韓国の存在は希薄化して、蚊帳の外で藻掻いているのが文政権の実情です。米国はかつて、独裁政権であれ、援助してきた経緯があるのを、文政権は全く理解していないようです。米国はシニカルに韓国を見放しつつあり、対話の相手を北朝鮮のみに絞っています。対日政策に於いても、著しい成果を何一つ上げられない文政権は、野党の激しい追求に遭っていますが、文在演氏は、全く意に介さないようです。彼は自らを「外交の天才」と自称していますが、不況と失業率の増大、極端な通貨下落など、内政すら上手くいっていません。韓国の歴代政権の末路を紐解けば、政権が機能を停止した際に、異様な反日感情を煽るのは、何時ものパターンです。極論から言えば、韓国が滅亡しようがしまいが、日本には痛くも痒くも無い点です。

この記事のまとめ

歴史問題や外交上の不義理で、日本国民の感情を蔑み、傷付けてきたことを、韓国が思い知る必要がある。もはや、金融恐慌や通貨危機が起きようと、日本には韓国に対する救国の意思は微塵も存在していません。既に、韓国メディアはパニックに陥っています。日頃、私は韓国の愛国日報を参照していますが、此処に来て、悲調なトーンが混じって来ています。文政権の奇怪な外交を眺めていると、当時の河野外務大臣ではありませんが、私も「頭が痛くなる」のです。全ての責任を日本に覆い被せて、喚き散らして沈没するのが韓国の歴代政権です。前節で書いた通り、歴史に学ばない者は滅びます。安直な「韓国崩壊論」は控えますが、本稿で述べたかったのは、朝鮮戦争で命懸けで闘った、米国を初めとする連合軍への畏敬の念が韓国には欠落している点です。全てに於いて自己都合だけを押し通し、相手を蔑んできた韓国には、国際社会はNOを突き付けるでしょう。特に、韓国が譲ってはならないのは、米国と日本が、韓国の生命線を握っているという点です。来年度も日韓首脳会談は行われないでしょう。文政権の終焉が近づいています。既に、韓国は阿鼻叫喚になっています。私達日本人は、韓国を注視し続ければいいのです。

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