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​複雑な国際情勢をコンパクトにまとめることが出来ないか考えて、私はこのブログを書き始めました。今、世界で何が起きているか、一早く読者の皆さんと情報をシェアしていきたい。その思いから、記事を書くことにしたのです。

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執筆者の写真Masaki Ogawa

日本の終焉|習近平来賓と破壊される国際秩序


私は、自民党幹事長の二階俊博氏が、中共によるチベット虐殺やウイグル弾圧、更には香港民主派拘束や法輪功への国家を挙げた臓器狩りを、知らない筈がないと確信しています。二階俊博(以降、敬称略)は媚中派として、否、”国を売った国賊”として、いずれ、私達の指弾を受けるのは間違いありません。自民党幹事長職を二階俊博から取り上げ、政界から追放しなければ、国益はおろか、日本は大きく国策を誤ることになる。事実関係をつぶさに眺めていくと、二階の最終目標は恐らく、日本の中国への属国化です。コロナ禍によって、世界のパラダイムが転換しようとしている最中、こともあろうか、習近平を国賓として日本へ招聘しようとする二階の外交感覚は、狂っているとしか言いようがありません。類を見ない疫病で疲弊・弱体化した国際社会に於いて、一体、中共が何をしているのか、二階は目を瞑るというのでしょうか。我々の国土を切り売りする張本人が二階であり、政府与党を好き勝手に操る二階には、今こそ鉄槌が降されるべき時です。中共による、日本国土の買収のみならず、脅威を増す尖閣諸島に関して、二階は知らぬ存ぜぬを決め込み、習近平の招聘をゴリ押ししています。天皇は中共に政治利用され、国際社会との歩調を乱した日本の末路を考えると、日本国の終焉の足音が聞こえて来ます。善良で圧倒的な民意を無視してまで、二階が習近平を呼ぶならば、与党である自民党は支持を失って崩壊し、弩級の政治的な混乱が兆すのは、自明の理です。かつてない弑逆者である、習近平を呼べば日本はどうなるか。本稿では、以下に詳述して参ります。

自民党保守系グループ「日本の尊厳と国益を護る会」による具申

二階の専横に対して、与党内に敵対勢力が存在するのも確かです。日本の尊厳と国益を護る会は、先般、習近平の来日を凍結するよう、首相官邸に具申しています。アメリカを始めとする各国は、中共の人権蹂躙を知悉しています。いずれ中共に対しては、国際社会による排斥が主流となるでしょう。然しながら日本政府がコロナ禍に関して、中国に損害賠償請求すらしていない現状を、どう考えればいいのか。武漢肺炎を隠蔽し続けた中共の狡猾さのために、500万人を超える感染者で世界中が溢れかえっています。武漢肺炎への日本の初動態勢が遅れたのも、二階の利権が関わっているからです。4億人近い中国人へのビザ拡大をやってのけたと豪語する二階こそ、純然たる日本の観光業をインバウンド漬けにして骨抜きにし、中国人が大挙して日本に押し寄せる構図を描いた張本人です。台湾を見る限り、いかに日本がコロナ阻止に出遅れたか、判然と理解することが出来る筈です。話を振り出しに戻すと、日本の尊厳と国益を護る会によれば、日中間に於ける、尖閣諸島での軍事的な緊張が高まっている最中に、習近平を招聘すれば、国益を大きく損ねると、安倍首相に具申しています。いずれ政府与党は分解するかも知れない。これこそ正に、二階のみならず、中共の日本の中枢部に於ける政治工作の成功を意味しています。

中共の野望と日本の終焉

このまま日本が放置すれば、中国は、いずれ東シナ海を簒奪するのは目に見えています。当の二階は、「尖閣問題は棚上げだ」と主張し、中国との民間交流や観光振興に力を傾注すべきだと、話をすり替えています。日本政府は、一貫して、尖閣諸島は自国領であり、主権の帰属は日本国にあると、主張し続けて来ました。然しながら二階は、日中間に領土問題が存在するかのように主張し、国是を歪曲化して憚らない。中共が、明らかに日本を侵略しようとしているにも関わらず、まるで意に介することすらない。何故なら、二階は中国の走狗と言っても、もはや過言でもないからです。中共の近隣諸国への横暴は、既に世界に知れ渡っている。南シナ海の領有を宣言した中共は、明らかに軍事的な覇権主義に則って行動している。こうした事実関係を無視してまで、二階が習近平を来賓として招聘するならば、日本はアメリカを激怒させ、国際的な信用を失墜させかねない。中共の対外戦略は「超限戦」です。相手が弱っているときにこそ、叩くのが中共の実態です。尖閣を失えば、沖縄も失う。未曾有の国難を前にして、二階は国体よりも自前の利鞘を優先している。愚昧な沖縄知事は、一帯一路に参画したいとすら公言しています。沖縄侵略・簒奪まで、然程時間が掛からない状況下、官邸は断固としたスタンスを貫いていない点も、私には大いに気掛かりです。中国の戦略地図では、日本列島は分断されて中国領とされています。ショッキングなことに、アメリカの防衛戦略専門家の見解では、中国海軍は自衛隊の能力や規模を凌駕しているとの指摘があります。米軍基地が蝟集する、極東アジアに於ける戦略的な要衝の沖縄が危機にさらされれば、一体どうなるのか。日本が亡国へと向かう大きな足掛かりを中共に与えてしまうことになりかねない。日本人は覚醒すべき時に来ています。今一度、チベットやウイグル、香港での悲惨な弾圧を思い出すべきときです。

習近平来賓がもたらす結果

武漢コロナの禊として、中国は天皇陛下への謁見を求めて来る筈です。中国が国際社会に復帰する上で、日本の皇室を利用し、あたかも、自前の悪事を隠蔽し、その場凌ぎで糊塗することで、国際的孤立からの脱却を画策するでしょう。虐殺され続けるチベット人・ウイグル民族・香港の民主主義者を鑑みれば、仮に習近平が来日するにせよ、中共との真の友好など、茶番だと分かる筈です。中国側から、習近平来日に関して、河野防衛大臣に世論操作を工作して欲しいと依頼があったそうですが、河野氏は拒絶の意を伝えています。習近平自身が、日本国民に歓迎されないことを、予め知っているのです。それでも敢えて、日本に来るというのであれば、手前勝手な理由を携えて来るに相違ありません。結果的に、日本の国際的な威信は大きく揺らぐでしょう。日本に期待を寄せる諸国は失望し、対中包囲網が崩れてしまう可能性すらある。二階は、確信犯です。以上のことを知っていながら、敢えて習近平来賓を強行に主張しているのです。自民党も分解する可能性も捨て切れない。改憲すら危ぶまれる可能性を孕んでいるのです。

この記事のまとめ

日本人が覚醒して、今こそ声をあげるときが来ています。戦後に於ける最大級の国難にあって、下士草莽が決起して、政権中枢部に巣食う魑魅魍魎を成敗する必要がある。民意の圧力を日増しに高め、二階を失脚させ、断罪する必要がある。もはや、二階は”売国奴”と言ってよい。世界では既に、中共との’戦争’が始まっています。日本には、2つ選択肢が残されています。中国への圧力を強めて、武漢肺炎の償いと謝罪を引き出すよう、国際社会と連携するか、中国に雌伏して、未来に於いて属国と化すか。今、正に、国家存亡が掛かっています。

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