top of page
eggs-3216879_1920.jpg

LONESOMECAT

情報はすべてここに

​複雑な国際情勢をコンパクトにまとめることが出来ないか考えて、私はこのブログを書き始めました。今、世界で何が起きているか、一早く読者の皆さんと情報をシェアしていきたい。その思いから、記事を書くことにしたのです。

Magazines pile
ホーム: 概要
執筆者の写真Masaki Ogawa

日本に忍び寄る、中国のモラルハザード



中国では、自国の伝統文化が破壊され、反革命の烙印を押されて虐殺の歴史が繰り返されて来ました。中国の伝統思想を受け継いだ知識層は、1957年、中国共産党に危険視され、「反右派」運動の槍玉に上げられました。中国共産党は、伝統思想を破壊することを目的として、「反右派運動」によって知識層を虐殺していったのです。1966年には「文化大革命」なる壮大なプロパガンダが展開され、宗教や伝統的な価値観は、「反革命分子」の名の下に、徹底的な掃滅を蒙ったのです。文化大革命では、8000万人とも目される中国人が虐殺され、著しい社会混乱を招きました。1999年に入ると、中国の伝統的な修練法である、法輪功が社会の敵だと見做され、収容所送りや臓器狩りの対象となったのです。以上、見てきたように、中国は「伝統的な価値観」を廃して、国家の文化を転覆して来ました。


現代の中国人のモラルの欠如は、「善や義」を破壊してきたことに起因します。


本稿では、中国のモラルハザードを詳述し、畢竟、日本に如何なる影響を及ぼすか、考察して参りたいと思います。


伝統的な道徳を破壊してきた中共

冒頭で見た通り、中国共産党は、伝統に根差す「道徳」を破壊し尽くしました。


「嘘と虚偽、暴力」が中国に瀰漫する理由は、伝統的なモラルを反革命だと見做して、破壊の限りを行ったためです。


中共が吹聴する共産主義社会では、人民が薔薇色の天国に住まうと喧伝されています。然しながら中国社会は「悪」が蔓延っており、法輪功学習者の臓器狩りなど、歴史に類を見ない悪事が蔓延することになったのです。中国は「詐」の字を当て嵌めることが出来るほど、社会は嘘に満ちていて、人民は真実を知らないのです。勿論、これは、共産党指導者層の責任です。人民から、「徳」をスポイルしてしまった後に残るのは、騙し合い、傷付け合う、中国国家の、無残な末期症状なのです。


グローバル化する中国のモラルハザード

伝統を破壊し、嘘といびつな拝金主義が、昨今、グローバル化しています。世界各地で軋轢を生む中国の共産主義(党文化)は、一つのモデルとなって輸出され、国際社会に瀰漫し始めています。「中国流」のイデオロギーは、共産党独裁であり、彼等は、妄想と付しても差し支えないユートピアを夢見て居ます。米ソ冷戦の終焉は、共産主義の壮大な「実験」が失敗に終わったことを意味します。何故なら、「徳や信義」に基づかない限り、世界の世論は中国に加担することは有り得ないからです。


マルクスは、資本主義の最終形態は、プロレリアート独裁だと断じましたが、現在の中国では、社会主義の標榜する「平等の原則」は実現されず、汚職を増やし、特権層の跋扈を許すといった、逆説的な社会構造を作り出したのです。


世界各国で軋轢を生む中国のセオリーは、共産党自らが破壊した「徳や信義」の欠如によるものです。血生臭さい弾圧と虐殺、伝統文化の破壊こそ、中国共産党をナチス以上の弑逆に駆り立てた、根本の原因です。


中国の論理は、グローバル化の波によって伝播し、様々な国々でモラルハザードを惹起しています。先ずは自国の伝統を破壊し、次にチベットやウイグルの伝統文化を破壊する。そうした中国の世界覇権への野心は、当然、日本にも及んでいるのです。


中国が悪事を働く理由

冒頭に見た、中国の伝統文化の破壊は、中国人から、事の理非や善悪の観念を、見事に抜き取ってしまいました。毛沢東は「鉄砲より国家が生まれる」と伝えていますが、幼少の頃から毛沢東のイデオロギーを教え込まれた中国人は、中国の伝統的な美徳である「信義や博愛」を忘れ、国中を腐敗だらけにしてしまったのです。これは、中国の伝統文化破壊と機を一つにしています。何故、中国がチベット仏教を破壊しようとしているのか。それは「善」に基づく観念を、破壊せんが為なのです。


独裁国家中国は、諸民族が持つ「伝統と文化」を破壊して、「善なるもの」を否定し、「毛沢東語録」を強制して、「革命」をグローバル化させることを目論んでいます。


この記事のまとめ

国家が受け継いだ、いにしえよりの伝統文化を、焚書坑儒で焼き捨ててしまった後に残るのは、善の否定と、独善に他なりません。共産党と国民は「信義」で結ばれたものではなく、血生臭い歴史の恐怖以外に両者の繋留は存在していません。道徳を失った国家に、未来があると考えるのはナンセンスです。断末魔の中国が内部から崩壊する日が近いのです。

閲覧数:35回0件のコメント

最新記事

すべて表示

ウクライナに於ける生物兵器研究所

ウクライナには、米国国防総省から資金提供を受けている米国の生物兵器基地研究所があります。ウクライナは人道に対する罪を隠しています。ロシアの侵攻が激化する中、キエフで書類を燃やすために奔走するウクライナ治安部隊の姿が見られます。侵攻が激化し、ロシア軍が近づく中、ウクライナ治安...

Comments


ホーム: Blog2
ホーム: 配信登録
bottom of page